約4割の経理が「ソフトウエアに設備投資し内製化を増やす」と回答

会社の売上が拡大し、営業部門はどんどん人が増えるのに、経理部門は人が増えない……。そんな悩みを抱える企業も増えているといわれます。その一方で、近年では、経理業務を自動化するソフトウエアやAIの開発も進んでいます。そこで今回は、会社の経理体制について、2019年2月18日~3月18日まで、PRO-Q会員の皆様にアンケートで調査しました。

約4割の企業で経理部門の人数は「2~5人」


それでは最初に、経理部門の人数がどれくらいなのかを見てみましょう。『あなたの会社の経理部門は、何人いますか?』と質問したところ、「2~5人」が最多で42%となりました。ただし、もちろんこの設問は、企業規模によって回答が大きく異なります。従業員1,000人以上の企業では「21人以上」が最多、300人~1,000人の企業では「2~5人」と「11~20人」が半数ずつ、300人未満の企業では、最多が「2~5人」で次点が「1人」となっています。

経理業務の外注化は「財務諸表の作成まで社内で行い税務申告のみ」が約5割


次に、経理業務のうち、どの業務を外注化しているかを尋ねました。『経理業務は、どこまで外注化していますか?』との質問に対する回答は、「財務諸表の作成まで社内で行い、税務申告を外注化している」が最も多く、45%でと半数に迫りました。この設問に関しても、経理の外注化は企業規模が小さいほど進んでいることがうかがえる結果となっています。「仕分入力までは社内で行い、財務諸表の作成と税務申告を外注化している」および「財務諸表の作成まで社内で行い、税務申告を外注化している」と答えたのは、1,000人以上の企業ではそれぞれ0%、11%であるのに対し、300人未満の企業では、30%、65%となりました。

経理体制の今後は「経理ソフトやRPAに設備投資して内製化の割合を増やす」が約4割


経理部門の体制の今後についてはどのように考えているのでしょうか?『あなたの会社では、今後経理部門の体制をどのように整えていく予定ですか?』と聞いたところ、「人員は増やさず、経理ソフトやRPAなどに設備投資をして内製化の割合を増やす予定」が42%の最多となりました。増える経理業務に、社内・外注とも人員は抑制し、ソフトウエアやAIによる自動化で対応しようとしていることが推測される結果となっています。


最後に、会社の経理体制について、現状や課題に感じることを自由に回答してもらいました。その内容を以下に紹介します。


  • 実際に行っていることは単純作業の繰り返しなので、一刻も早く外注化したい。(従業員数:300名未満、メーカー)
  • 経理体制だけでなく、間接部門は全て外注化が理想!(従業員数:300名未満、メーカー)
  • この部門こそ、公明正大を謳うべき部署であり、可能なものは外に出すべきだと、経験上考える。特に経営陣の思惑が入るような数字ではダメ。(従業員数:300名未満、メーカー)


【調査概要】 アンケート名称:「中小企業の経理体制」に関する実態調査
調査主体:PRO-Q編集部(ProFuture株式会社)
調査期間:2019年2月18日~3月18日
調査媒体:アンケートメディア 財務・経理PRO-Q

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