テレワークを実施する中での変化。「何気ない会話」や「質問やアドバイス」などのコミュニケーションが希薄化に

株式会社gambaの調査機関「gamba!日報総研」は2021年3月2日、「テレワーク環境における社内コミュニケーションに関するアンケート」の結果を発表した。調査期間は2021年2月3日~12日で、同社が運営する日報アプリ「gamba」のメルマガ会員153名から回答を得た。これにより、テレワークの実施状況や課題などが明らかとなった。

4割以上がテレワークを実施

コロナ禍でテレワークが普及する昨今、社内コミュニケーションはどのように変化しているのだろうか。 はじめに、「現在のテレワーク実施状況」を尋ねた。すると、「テレワークを実施している」が24.8%、「分散出勤とテレワークを実施」が20.3%で、合計45.1%となった。全体の約半数がテレワークを実施しているようだ。



オフィスで何気なく行われていたコミュニケーションが希薄に

続いて、「テレワークで希薄化したと感じる社内コミュニケーションは何か」を尋ねた。すると、最も多かったのは、「何気ない会話や雑談など」で64.6%が回答。次いで「質問やアドバイスをもらう」が50.8%という結果となった。オフィス出社で何気なく行われていた「雑談」や、相手の都合をうかがっての「質問」は、テレワークできっかけ作りが難しくなっていると言えそうだ。



約7割が日報制度や日々の業務報告制度を導入

また、「日報制度や日々の業務報告を規則としているか」を尋ねると、「はい」が68.7%と過半数を占めた。また、「テレワークへの切り替えをきっかけに日報を始めた」という回答もあった。従来の社内報告ルールだけでなく、新たな働き方に合わせて情報共有を強化する動きがみえる結果と言えるだろう。




ニューノーマルの働き方が進む一方で、テレワーク環境でのコミュニケーションやナレッジ共有の難しさも露呈している。効果的なコミュニケーションや情報共有を行うためには、一人ひとりの自発性に頼るだけでなく、状況に合わせた新たな仕組みづくりを考える必要がありそうだ。


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