freeeはLINE Payと共同で、スモールビジネスの経営者が簡単に経理作業出来るサービス「LINE店舗経理」のサービス提供を2018年12月6日より開始した。

「LINE店舗経理」は、クラウド会計ソフト「freee」のサービスをLINE Pay社が顧客向けに販売するもの。「LINE店舗経理」の利用開始をサポートする「LINE」アカウント、「LINE店舗経理開設サポート」が用意されており、このアカウントを“友だち追加”することで、簿記の知識がなくてもLINEを通じて、作業のアドバイスを受けられる。

利用開始後は、「LINE店舗経理」の「LINE」アカウントを“友だち追加”すると、トーク上で簡単な質問に答えるだけで、確定申告に必要な情報の自動生成を行うことも可能となる。なお、本機能は2019年2月提供開始予定。

クラウド会計ソフト「freee」は、2013年3月にサービス提供を開始して以来、日々の売上管理、請求書の発行、銀行・クレジットカードの入出金確認等、経営に必要な機能を揃え、会計の効率化・経営の見える化を追求してきたという。

「LINE Pay」は、LINE Pay が「LINE」上で提供するモバイル送金・決済サービス。同社が運営する店舗・企業向け「LINE」アカウントの「LINE@」と併せることで、小売店舗や飲食店などに決済から販促までが可能になる店舗ソリューションだ。

今後、「LINE Pay」が得意とする販促・店舗集客等の機能をマーケティング業務まで拡大することを構想しており、その際は会計ソフト「freee」上のデータも活用可能になるとのこと。これらの利用によって、中小企業はじめ、起業家、個人事業主は、スモールビジネスの成長をより一層加速させることが可能となる。