~副業社員の確定申告に関する調査から~ 副業経験者の約半数が確定申告を苦にせず。理由は会計サービスの充実

副業解禁の動きが広がり、若い世代を中心に副業をする人が増えているが、たとえ副業であっても一定以上の収入を得ると確定申告が必要になることを忘れてはならないだろう。副業したい人と企業をつなげるサービス「シューマツワーカー」を運営するシューマツワーカーは、2018年2月4日~9日にかけて、同サービスで副業経験のある副業社員65名を対象に、「副業社員の確定申告に関する調査」を実施。3月6日にその結果レポートが発表された。ここでは、その内容を紹介する。


副業事情で気になるのは、やはり収入ではないだろうか。ズバリ『副業での平均月収はどれくらいですか?』と聞いている。結果は「10~15万円」が37%で最も多かった。20万円以上の高額な収入を得ている人も全体の14%いた。


※株式会社シューマツワーカー調べ


副業をする上で、お金の管理は欠かせない。経費をまとめ、確定申告の必要があるためだ。ではどのように管理しているのだろうか。最も多かったのが「有料アプリ」の51%。これは、freeeやマネーフォワードといったクラウドと連携したスマホ用のアプリも含まれる。



※株式会社シューマツワーカー調べ


青色申告会が会員に販売している会計ソフト「ブルーリターンA」を利用している人も2%いた。会計に特化したアプリやソフトが、副業に関わる手続きを楽にしていることが分かる。


1年分のお金の流れをまとめ、税務署に提出する確定申告。わずらわしいと思っている人は46%と意外にも約半数にとどまった。



※株式会社シューマツワーカー調べ


わずらわしいと感じる理由も聞いている。下のグラフがその結果で、最も多かったのが「面倒だから」(63.2%)。副業解禁によって初めて確定申告する人も多かったためか、「何から始めていいかわからない」(36.8%)、「やり方がわかりづらいから」(47.4%)という声も多く挙がった。



※株式会社シューマツワーカー調べ


確定申告には、申告書を作成する必要がある。どのような手段で作り、申告しているのか質問しており、結果をまとめたのが下のグラフだ。



※株式会社シューマツワーカー調べ


お金の管理同様、会計ソフトを使用して申告している人が約半数を占めた。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」の利用者も存外多く、会計ソフトに次ぐ23%。2019年からスマートフォンで申告できるようになったため、利用者が増加したと考えられる。


レポートで、副業に関する税金に詳しい税理士の橋本達広氏は、推奨できる確定申告方法として次のように解説している。


「有料会計ソフトを使う場合、個人事業主の方には値段も安い「弥生会計」と「マネーフォワード」がおすすめです。一方、顧問の税理士がいる場合は、その税理士が使っている会計ソフトを利用した方がデータの受け渡しがスムーズになります。また、副業であれば基本的に雑所得となります。貸借対照表を作成する必要もないので、ソフトに入力せずに収入と経費についてExcel等で管理して、国税庁の確定申告書作成コーナーで作成するという方法がおすすめです」

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